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技適マークと規制緩和

公開日: : コンピュータあれこれ

hola!

 

暑さ増す今日この頃ですね。
日差しも強くなって日焼け止めが手放せなくなりました。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。ミケです。

 

夏に向けてそろそろカラダを絞ろうかなと思っているのですが、持久力がないので、3日坊主でも続けられそうな短期間で効果のあるダイエット方法とかあったらこっそり教えてください。

 

ちなみに最近気になってるのはスクワットです。
まずは50回から始めて、どんどん回数増やしていく1か月間プログラムです。
ヒップアップに効果的らしいです。

 

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さて、ここ最近、携帯電話の使用料金を下げたくて色々と調べていました。
その中で技適マークというワードが出てきたのですが、そういえば技適マークって何だろうと思って調べてみました。

 

郵便マークに似たこういうやつ↓

2015-05-22-13-32-53

携帯電話だとバッテリーのところにあったり、私のスマホはバッテリー部は開閉できませんが設定画面から確認できました。

 

技適マークとは

法令で定めている技術基準に適合している端末機器であることを証明するマークらしいのですが、この技適マークについてはSIMフリーの流れや東京オリンピックで海外からの観光客が増えることが想定されることから、ちょっとした議論になっているようです。

 

まず、日本の法律では、電話機やFAX、モデムなどの機器を電気通信事業者(NTTとかKDDIとか)のネットワークに接続して使用するためには、その電気通信事業者から検査を受けて、技術基準に適合してるよ~ってことを確認する必要があります(電気通信事業法)。

電波法においても、電波を発する無線設備は本来1台1台に無線許可を取得する必要があります。
※無線設備とか持ってないし、と思うかもしれませんが、携帯電話やWi-Fiも立派な無線機器になります。

 

なぜ検査を受けて認証されなければならないかというと、不法電波による電波障害を防ぐため(らしい)です。
電波は、携帯電話などの個人利用以外にも、警察や消防・救急など幅広く利用されており、不法電波によって公共の無線設備にも影響を及ぼすことが考えられ(るらしい)ます。

詳しくは総務省のホームページ「不法無線局」をご参照ください。

 

でも、これには除外規定があり、予め検査を受けて日本の基準を満たしていると認定された機器には技適マークが付与され、電気通信事業者の接続検査を受けることなく使用可能だったり、無線免許を取得せずに無線設備を利用できます。

 

一番身近な携帯電話で考えると、これまで携帯電話を契約するときはドコモやKDDIなどの通信事業者が用意した端末を購入すると同時に、その事業者が用意している回線を契約・利用して通話やメールをしていたので、わざわざ無線許可を取得する必要がなかったんですね。

 

端末のSIMフリー化・海外観光客の増加

しかし最近では、SIMフリーが話題になってたり、海外の端末を利用したい人が出てきたり、海外で端末を利用したい人がいたりと、現状の法令のままでは対処しきれない場面が多くなってきています。

 

●SIMカード(Subscriber Identity Module Card)とは

携帯電話やスマートデバイスで、3GやLTEといった電話を利用してデータ通信や音声通話を行うために必要なICカードのことです。
電話番号や契約者情報が記録されていて、大きさによって標準SIM、microSIM、nanoSIMの3種類があります。

基本的には、サイズや規格が合えば、1枚のSIMカードを複数の端末で共有することや、その逆で1つの端末で複数枚のSIMカードを利用することができます。

なので、本来は、普段 docomo の端末で docomo の 回線を利用していても、SIMカードを au の端末に挿せば、au の端末で docomo の回線を利用することが可能です。

しかし、これまで日本の携帯電話事業者(docomo、KDDI、softbank)は、自社の端末で他社のSIMカードを利用できないように(=SIMロック)していました。

 

SIMロック解除の義務化

そこで、総務省(電気通信事業に関することは総務省の管轄です)では、5年ほど前からSIMロック解除に向けた動きが出てきて、今月からSIMロック解除に関するガイドラインに従ってSIMロックを解除するよう、事業者に義務付けました。

目的としては、
・ユーザーが他事業者のサービスに乗り換えるときに端末を買い替える必要性をなくすこと
・2年間の継続利用という期間拘束と自動更新、それに伴う違約金の発生というルールの改善
・MVNO(仮想モバイルネットワーク事業者)の推進により通信料金を下げること
が主に考えられます。

確かに、MVNOが台頭してきたことで、これまで8,000円ほどしていた通信料金が2,000~3,000円になったという話をよく聞きますね。
通信料金が安くなっても端末代金が高くなるのではないかという懸念もありますが、SIMフリーの議論は置いといて、とりあえず総務省によってSIMロック解除がすすめられています。
※MVNOとは、docomo や KDDI などのMNOのネットワークを借りて回線サービスを提供する事業者のこと

SIMロック解除が義務化されることで、元々SIMロックのかかってない端末や解除設定された端末が市場に出回ることが予想されますが、例えば海外製の製品など必ずしも技適マークを取得しているとは限りません。

技適マークのない無線機器は使ってはいけないと法律で決まっていても、技適マークなしの無線機器を利用する人は、外国人を含め確実に増えることが容易に想像できます。

 

海外観光客の増加

次に技適マークの緩和と密接にかかわってくることは、海外から訪日する外国人の増加です。

秋葉原では爆買いする台湾や中国からの観光客が目立っており、ニュースでも再三取り上げられていました。
2020年には東京オリンピックを控え、海外から日本に来てくれる外国人は増加すると考えられます。

海外からのインバウンドが増えるとどうなるかと言うと、当然のように自国で使っている端末を日本に持ち込んで、無料の Wi-Fi に接続して利用することが考えられます。

訪日観光客が自国で使っている端末は、もちろん日本で技適マークの認証など受けていません。つまり技適マークはない状態です。
海外から日本にやってくる人が日本の法律を知っているわけもありません。
現在の法律のままであれば、違法者が続出することも考えられます。

※ちなみに電波法に違反した場合は懲役1年以下、もしくは100万円の罰金が課せられます。

 

規制緩和

すべての観光客を取り締まることや、入国時にチェックするなど、とても現実的ではないですよね。

そこで総務省は訪日観光客に快適なICT環境を提供するためにアクションプランを策定し、先月「電気通信事業法等の一部を改正する法案」を国会に提出しました。

その中では、一時的に来日する外国人が持っている端末に技適マークがなくても入国日から90日を超えない範囲で、定められた期間内であれば技適マークがある端末とみなすということが書かれています。

現在は、訪日した外国人がMVNOなどのSIMを利用したり公衆Wi-Fiを利用すると違法になりますが、規制緩和により期間を限定して合法化することになります。

 

日本も少しずつ世界と足並みを揃えているわけですね。

 

海外からの観光客がいつでも気軽にインターネットを利用できるということは、いつでも気軽に情報発信ができるということです。
いつでもどこでも瞬時に、日本に関する情報を世界に、その国の言葉で発信してもらえるメリットは、日本にとって大きいと思います。

とても意味のある規制緩和じゃないでしょうか。

 

ただし、規制が緩和されるのは訪日観光客に限定されますのでご注意を。
普通に日本に住んでいる人が技適マークのない端末を利用することは違反にですからね。

更に、これまではユーザーだけが罰せられていましたが、今回の動きの中では販売者に対しても(まだ努力義務ですが)規制をかけるようです。

 

あまり気にしたことのなかった技適マーク、実はとってもホットな話題でした。

 

参考Webサイト:

小暮祐一のぶらり携帯散歩道

これがないと違法?「技適マーク」とは?

SIMロック解除の義務化が意味するホントのところ

SIMロック解除義務化にキャリアは囲い込みで対抗か

 

それじゃあね~~。



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